IT業界の給料事情

IT業界といえば激務でありますが、その分給料はいいという印象があります。年収ラボによると、平成24年度のSEの平均年収は538万円で、一般的なサラリーマン全体の平均年収の409万円よりは高い傾向にあります。
IT業界といっても様々な職種があるので、その業界ごとではどうなるかというと、一番平均年収が高いのはハードウェア系のようです。それからソフトウェア・クリエイティブ系・営業・事務系・販売・サービス系となるようです。特に販売・サービス系では、年収が200万円以下という人も多い割合でいます。ハードウェアやソフトウェアよりも専門性が薄く、アルバイトなどもたくさんいることが要因なようです。

また、技術系職種であるハードウェア・ソフトウェア・素材・メディカル系・建築系で見てみると、素材・メディカル系が比較的高水準なのに対し、建築系は低めであることが分かりました。また、運用・監視系もそれほど給料は高くないようです。一番給料がいいのはコンサルタントです。
コンサルタントになると年収1000万円を超える人の割合が高くなり、多くの人は700万円~900万円ほどの年収を稼ぎ出しているようです。また、世代でみてみると、40代の年収が全体的に見て高いようです。販売・サービス系や、事務・営業系はなかなかに伸び悩んでいます。
給料の高さは世代もそうですが、一番は業務内容・業種による影響が大きいということが分かります。

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